2022年10月27日木曜日

ポイ活ねぇ・・・

 6月頃にたまたま見てたテレビで「ポイ活」が特集されていた。ポイントを貯めて得しようって話。その中に「歩くだけでポイントが貯まる」みたいなのが紹介されてて、それなら毎日花の散歩で歩いてるから、それで得できるなら面白いかもととあるアプリをスマホに入れてみた。

そのアプリでは1,000歩また距離で10キロ(多分そのくらいな感じがした)移動ごとに15マイル貯まり、30,000マイルで¥300分のAmazonギフトがもらえるというのでチマチマと貯め始めたがいっこうにマイルは貯まらない。
考えてみたら
30,000マイル÷15マイル=2,000
歩数にすると
2,000×1,000=2,000,000歩
毎日1万歩歩ける人で200日かかる。ボクの場合5,000未満なので倍以上かかる。車の移動のみなら20,000キロ・・・コロナ禍以前なら年間2万キロは走ったかもしれないけど、今は半分くらい。
更に意地悪な仕掛けがあって、移動の場合距離が貯まるタンクが3つあって、それが満タンになったらそれ以上は貯められない。マイルに変えるとタンクが一つづつ空になってその分貯められるけど、そうなると10キロごとにチェックしてタンクを空にしないとならない。歩数はそこまで忙しくはないけど日付をまたぐと前日のカウント分が消える。
実際には移動と歩数の複合なので計算よりはいくらか楽ではあるけど、¥300稼ぐのに途方もなく時間がかかる。

その時間を短縮する方法がある。貯まった歩数・距離をマイルに変える時に広告の動画を見ると4倍の60マイルがもらえ、動画を見終わった時に運が良いと100マイルとかのボーナスが当たる。動画を見るだけで4倍もらえるならと見たけど、大体30秒くらい見ないと終わらないし、毎回もらえるかわからないボーナスをもらうのにもう1本の動画を見ることになって、アプリを開いてる時間が長く無駄な時間を過ごしてる感が強い。
1.5万マイルくらいでやめたくなったけどここまで苦労したんだしと3万マイルまで我慢してつい先日やっと3万に到達して無事アマギフをゲットした。5ヶ月かかって¥306だった。

アマギフを登録すると同時にアプリは削除した。

実はこのアプリを使うようになってからスマホのギガの減り方が早くなった感じがしたし、バックグラウンドでずっとアプリが動いてるからかバッテリーの減りも早い気がする。
¥306稼ぐために束縛された時間+ギガの減り+バッテリーの消耗を金額換算したら¥306以上かかってる気がするなぁ。

違うポイ活をすれば良かったのかもしれないけど、今となってはもうポイ活なんてもう懲り懲りって気分だ。

2022年10月21日金曜日

VG SH-90 がやってきた!

もう何年もP-90搭載のギターが欲しくて毎日のようにデジマートをチェックしていた。P-90は以前持っていたエピフォン・カジノに載っていてその音が気に入ってたから、あの音をもう一度鳴らしたいとずっと思ってた。

最有力候補は「SG Special」P-90といえばギブソンだな。でもレスポールはなぁってことでSG。と言いつつ実はSGのシェイプは好きじゃない。なものだからテレキャスターボディにP-90とかジャズマスターのボディにP-90とかも候補にしつつ安ギター買ってP-90に換装か?とか思ったりもしてた。

候補の中に海外生産のギターを国内工場でセットアップしてから販売するというセミアコにP-90バージョンがあってこれも良いなと思ったらネックが2フレットあたりで繋いでるのが見えてう~ん演奏上は問題ないんだろうけどなぁ。とデジマートのページを順繰りに進めるウチに目に止まったのが「VG SH-90」VGはメジャーなメーカーのギターをOEMで製造してる寺田楽器のブランドで一昨年手に入れたRozeoも寺田楽器のブランドの一つ。
このギターは数年前に欲しいかも?と思ったものの優先順位が下だったので見送って、あれやこれやと欲しいギターがある中に埋もれて存在を忘れてた。見つけた時は「そうだ!これがあった!」となった。6月にイレギュラーにFender Mex のストラトを購入してしまったので年内に新しいギターを買うことはないはずだったが、デジマート掲載の購入可能なエレキギターがだいたい4.5万本ある中で1本しかないギターだ。買われてしまえば次いつ出てくるかわからない。VGは生産数が極端に少ないのでこれはラストチャンスだぞと自分に言い聞かせた。(笑)

結局今年3本目のご購入と相成りました。

一応言い訳すると、年明けに買ったVanzandtはレスポールを手放した分で買ったし、ストラトは手持ちのアメスタを手放して若干赤字ではあったけど基本行って来いだった。だからそんなに無理しないでも買える。どちらかというと「いい大人が年に3本もギター買うのってアリなのか?」という気分の問題の方が大きかった。(笑)
ちなみに今回はローンを組んだけどギター購入のために積立してるので、それを使えば借金することなく買えた。けど、この後に買いたいと思ってるギターのためにそっちは温存しておきたかった。

カラーはM・Forestというちょっと暗めのサンバースト。ボディサイズは通常のセミアコより少し小さい15.7インチ。普通16インチなので計算上は8ミリしか違ってないんだけど結構小さい。手放したGreco SV-600と同じくらいかな。
ボディはメイプルの3プライ。センターブロックもメイプルと聞いたけどググったサイトにはスプルースでマホガニーをサンドしたブロックと出ていた。詳細は不明。重量は3.4キロほどと標準的な重さ。

念願のP-90ピックアップ。フェンダーのシングルコイルよりも音が太くパワーもある。ただし高音の伸びはやはりフェンダーのようにはいかない。出力に関してはRozeoのPUも結構パワフルなので寺田楽器で扱ってるPUは基本出力高めなのかもしれない。ストラトと同じアンプセッティングだとかなり歪む。
ボディが小さくてもPUやブリッジなどのサイズは同じだからセンターブロックの幅は変わらないはず。ということは空洞部分の容積は16インチボディよりも比率的に小さいはず。その分ソリッドに寄った音になるだろうと想像してる。

コントロールは1Vol 1Tone + PUバランサー センターポジションにした時バランサーでフロントとリアのバランスを無段階で変えられる。通常なら2Volで、それぞれをコントロールしてトーンを変えるのをバランサーで済ます感じ。この方が操作がシンプルで楽だ。ただ、フロント側に回すとリヤ側が大きくなると見た目と逆なので慣れるまで戸惑いそうだ。楽器屋の話ではジャズベースとかと同じだそうだ。

遠目にはバインディングは無いように見えるけど、白とべっ甲柄のダブルバインディングになってる。


こうやって見るとべっ甲柄のバインディングがよく分かる。

なんとFホールにもべっ甲柄のバインディングがしてあった。手元に来るまで気づかなかった。

ネックもノーバインディングなんだろうと思ってたらここにもべっ甲柄のバインディングがしてあってびっくり。ネック材はホンジュラスマホガニーらしい。

ヘッドのデザインはギブソンを丸くした感じ。コンパクトで好きなデザインだ。
ブランド名のVGって何から来てるんだろう?Very Good?いやVery good Guitarとか?

ペグは安定のゴトーのロトマチックタイプ。
このギターはハードウェアがすべて黒で統一されているのが唯一自分の好みじゃないところ。お金があったら全部シルバーに交換しちゃいたいが・・・まあそのうち慣れるんだろう。

そのヘッドも実は単なる黒じゃなかった。べっ甲柄のプラ板?をマホガニーの上に貼ってあるみたいだ。

うっすらと木目が透けて見える。

ボディの塗装はウレタンだけど思った以上に手の込んだ作りで、この仕様でギブソンが作ったらとても手の出ない価格になっちゃうだろうと想像する。
ちなみにこの個体はシリアルから2018生産みたいだ。新品とは言え4年という長期在庫品だったのでだいぶ安く買えた。

ということで長年の懸案だったP-90問題に決着を付けることができて欲しいギターもあらかた揃った。それにつれてデジマートのウォッチリストが少なくなるのは寂しいなぁ。(笑)