2020年8月25日火曜日

ギタースタンドを作ってみた その2

 試作1号(と呼んだことはないけど)では、ネックをかける部分の問題が大きかった。他にもここはこうした方が良いな、と思ったヶ所が数ヶ所あったのでそれも同時に改善しよう。

まずは図面
右端の所だけスペースを大きく取って、アコギも置けるように修正。それに合わせて、全体の幅も10センチ広くして、1本ごとのスペースを広くした。試作1号ではギターを出し入れする時に隣のギターに当てないように気を使ったので、そこを考慮した。
先に買っておいた材料だけでは足りないので、SPF材を1本買い足して、出かけたついでにフェルト生地も買ってきた。このフェルト生地が予想外に高くて、トータルで¥5,000ほどになってしまって、買うのと変わらないくらいになってしまった。
こういうものをAmazonで見つけてあったんだけど、到着に時間がかかりそうだったので、手芸店で買ったのだが60センチで¥2,100、かたや2メートルで¥1,600余裕であと2つくらい作れるくらいのサイズだ。


買ってしまったものは仕方ない。
早速材料の加工。
図面とは反転させた形にした。間隔が広くなっているのがわかると思う。
ネックをかける部分は、開口部を広めにした。前回ホールソーでの穴あけの時、ドリル手持ちで曲がってしまったので、今回はドリルスタンドを使った。大した精度のモノじゃないけど、手持ちよりはマシだったようだ。(笑)
フェルトはネックをかける部分と裏面に貼った。これは、ギターの出し入れで裏側に当てそうになったので、裏面を保護しておいた方が良いと思ったから。
表は木の風合いを残したかったのでそのまま。
フェルトの接着は布用接着剤を使ったのだけど、思った以上にしっかりとくっついてくれた。
ギターを受ける部分に付けた発泡ゴムも、長さが足りなくて継ぎ足した。黒が2本しかなかったのだ。色は違っても問題なし。
発泡ゴムがラッカー塗装に悪影響を及ぼすのかどうかはわからないけど、塗装を傷めてからでは遅いので布のカバーをかける。
裏はホッチキス止め
スタンド側面の角を落とした。ここが出っ張ってると、やはりギターの出し入れで引っ掛けるかも?と思ったので。たまたまだけど、クッション材がはみ出す形になったのでなお安心。
側板の内側~前面もギターを当てた時のためにフェルトでカバー
構造的に補強を付けるのが難しいのだけど、ギターに当たらないギリギリのサイズで補強した。これだけでもグラグラ感がかなり減った。
ということで、今度こそ完成!
幅55センチ奥行き30センチ高さ60センチほど
無事アコギもおさまった
ネックをかける部分も今度は余裕ができた
アコギを置く場所は決まってしまうが、1本しか持ってないのでこれでオッケー
作り直しをしたり、フェルトを高いもの使ったりで、買うのと同じくらいの材料費になってしまったけど、4本がけだしアコギも置ける。この仕様(のモノはないけど)で買ったらもっと高いはずだから安く出来たはずだ。(笑)

ギタースタンドを作ってみた その1

 ギターを複数本持っている人は大体そうだと思うけど、持ってるギターをとっかえひっかえ弾きたい。なので、いちいちケースから引っ張り出しすのは面倒くさいから、ギタースタンドに立てておく。だいたいはこういうのを使うだろう。

1本分ならそうでもないが、3本も並べるとかなりの床面積を取るようになって、ギターの奥になる何かを取り出したい時とか、いちいち全部を動かさないといけない。

あぁ面倒くさい

これ一つにまとめられないかなぁ。と思ってAmazonを探したら、3本立てで省スペースなやつを見つけた。


45センチ×30センチほどの床面積で3本置けるのは良いと思ったんだけど、見ればみるほど「これ作れるんじゃないか?」という気持ちが湧き上がって、3年以上前からカートに入れては削除を繰り返していた。

で、猛暑で釣りにも行く気になれないし、お盆が終わって庭の手入れもない。暇だし試しに図面書いてみるか。
Amazonの商品説明に出てる寸法と写真を元に、だいたいこんな感じかな?と書いて、どうせならと4本がけにアレンジ。材料を拾ってしまったらそりゃ作るでしょ。(笑)

材料はSPF材と発泡ゴムのクッション材。材料費は¥2,500ほど。
ほとんどのパーツはただ長さを切りそろえるだけ
ネックをかける天板の加工が一番の手間だけど、ホールソーで穴を開けておいてから、バンドソーで穴をU字に加工するだけ。
パーツが揃ったところで仮組み。
おっと、アコギははみ出してしまう。
ま、アコギをかける時は3本がけで使えば良いだろうと、ステインで適当に汚してパーツ製作は完了。
ネックをかける部分はキズ防止に、コーナークッションを貼った。粘着テープ付きのやつで、別の使用目的で買ってあったもの。
貼った感じは悪くない。が、両面テープって木に貼ると剥がれるんだよなぁ。
ホールソーの穴あけを手持ちドリルでやったら、ちょっと斜めに穴が空いてしまって、クッション材との間に隙間が空いてしまった。自分がで使うんだし気にしない気にしない。(笑)
とりあえず完成!
エレキなら4本がけできる。あ、深胴のフルアコだったら無理か。いや持ってないけど。(笑)
アコギは置けないけど、場所を取っていた3本が一つにまとまって、デスク周りがスッキリした。うん、作って良かったと納得して一晩経ったら・・・


案の定クッション材が剥がれてしまった。それと、ネックをかける部分の寸法は、そのままならちょうど良いくらいだったが、クッション材の厚みで狭くなって、出し入れの時に弦が引っかかるのが気になる。

ということで、早速改善だ。

2020年8月1日土曜日

Facebookページを削除した

Facebookを始めたのは2011年6月だった。そのうちに、Facebookページというサービスが始まって、ロッドビルディングのページを作ったのが2014年。それ以降しばらくはFBページをメインに更新していた。ロッド作りを初めてからずっと書き続けてるブログは継続してるけど、FBページ更新からのコピペで更新するようになっていた。

Facebookページには、Facebookユーザーが何人投稿を見たかを示す「リーチ」というものがあって、ピーク時は1投稿あたり1500くらいまで伸び、最高だと3000人くらいのリーチを稼いだ時もあった。それが2017年頃から極端にリーチが伸びなくなり、最近は良くて300くらい。往時の1/10ほどだ。それと同じ頃から、やたらと広告を促すメッセージが出るようになった。「¥2,500で1万人にリーチ」とかそういう感じ。要するに、広告出さないならリーチは伸ばしませんよということのようだ。
SNSは広告料で運営してるわけで、営利目的のFacebookページなら広告料払って当然と言えば当然だけど、ブログの延長程度の使い方なんだし、広告料払ってまで使いたいものでもないよなぁと思った。

そしてInstagramにもロッドビルディングのアカウントを作った。最初はフォロワーが少なかったのでFBページメインだったけど、いつの間にFBページを超えるレスポンスがInstagramで得られるようになり(Instagramではリーリはわからないけど「いいね」の数から推測した)、Instagramからの自動更新でFBページを更新するようになった。ホームページへのアクセスも、FacebookよりInstagramの方が何倍も多くなり、こうなるとFBページいらないんじゃないかと思いながらもズルズルと続けてた。

そして、最近のFBページは嘘をつくようになった。誰かが「いいね」したとか、フォローした時にお知らせ欄に1とか2とか数字が付くのだけれど、投稿が空いたりでフォワーの反応が無くなると、何もないのにお知らせを表示して「フォワーに新しい投稿をしよう」とか「広告を出そう」というメッセージを読ませる。直近では、そういうメッセージさえなく、ただお知らせを表示するようになった。嘘ついてでも気を引こうとするなんて。

ということで、先月いっぱいで削除した。
これでスッキリと思ったら、14日間の猶予期間があって、その間はいつでも復活できるらしいが復活させるつもりはない。過去ログなら15年続けてるブログがあるんだから全然惜しくない。