2020年12月15日火曜日

ついに!Rozeoがやってきた!

数年前SNSで見たとあるギタリストが、見たことのないギターを弾いていた。
シングルカッタウェイのセミアコだったと記憶してる。ちょうどその頃、レスポールを手放したら何を買おうかと考えていた時で、妙に気になって調べると「Rozeo」というブランドだった。デジマートで探しても、生産数が少ないようであまり出てこない。が、箱モノではあるが、セミアコよりもフルアコが主力なんだということはわかった。

GrecoのSV-600を手に入れて以来、箱モノエレキに興味が一気に傾き、いずれフルアコも欲しいと思いつつ、なんとなくJazzの雰囲気が漂うフルアコは敷居が高くも感じていたが、Rozeoはシンボディ(薄胴)モデルもあって、初めてのフルアコにはもってこいな感じだった。

Rozeoは寺田楽器という、国産ギターをOEMで製造してるメーカーの中のブランドで、生産数がかなり少ない上に販売店は4店しかなく、一番近くて東京なのでちょちょっと試奏しに行くってわけにはいかない。まして先立つものも無いので、とりあえず貯金して、目標額に達したらショップに足を運んで試奏してみようと計画を立てた。(Rozeoには、ボディタイプや材、ピックアップの構成でいくつかのバリエーションがあるので、試奏して決めようと思っていた。

それから3年近くコツコツと積立て、年明けには満期を迎えることになっていたが、世はコロナ禍真っ只中で東京に行くのはちょっと怖い。車で行って、速攻で戻ってくるか?なんてことも考えてはいたけど、いずれにせよ満期になってからだな。それまでにはコロナもいくらかは落ち着くかもしれないし。と思っていた矢先に、馴染みのギターショップに中古で入荷したのだ。
直近では、深胴のP-90一発のが良いかな?と思っていたけど、入荷したのは薄胴のハム一発だった。それでも、実機を触るめったに無いチャンスと、速攻でショップに出向き試奏。一番気になっていたネックの形状が許容範囲内だったのを確認して即決。考えてみたらアンプからの出音は確認しないままに購入を決めてしまってた。(笑)

写真では何度も見ていたので分かっていたけど、ヘッドは結構大きめ。まだ未確認だけど、ボディが軽い分ヘッド落ちするかもしれない。

写真ではわかりにくいかもしれないが、トラスロッドカバーにはまだビニールが貼り付けられたままだ。

以前Epiphone CASINOを持っていたので、初めてのフルアコではないのだけど、ブリッジが固定されていない、本格的なフルアコは初めてなのだ。
ボディトップがスプルースということで、生音もかなり大きく、アンプ通さずとも普通に弾けてしまう。

レスポールを二まわりくらい大きくしたくらいのコンパクトなボディで更にシンボディ(薄胴)なのでかなり軽い。多分手持ちのアコギと重量差はほとんどないんじゃないだろうか。

前オーナーが新品で購入したのは2019年4月らしいが、ほとんど弾かれた様子は無く、ピックガードに弾き傷が見えるけど、ボディもネックもフレットもほとんど新品と言っても良い状態だ。
なんでも前オーナーはアコギ専門だったらしく、ちょっと浮気してエレキを買ったものの、やっぱりアコギだとなって放出したらしい。ボク的には超ラッキーな話だ。

ハードケースがピンクと自分にはちょっと似つかわしくないオシャレ具合だけど、気に入ってる。ただ、中のギターと同じかもっと重いかも。(笑)

持ち帰ってアンプに繋いでみたが、開放弦を鳴らした感じはかなりアコースティック感が強い。なるほどこれがフルアコなんだなと思った。それとテンション感が絶妙で普段より太めの弦が張ってあるにも関わらず、すごく弾きやすいしチョーキングも楽だ。こんなに弾きやすいと、他のバリエーションも気になるし、なんなら王道のES-175なんかも触ってみたいかも?なんて思ってしまう。なんかヤバいものを手に入れてしまったかも。(笑)

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