2022年3月20日日曜日

庭木の剪定2022

ムダに広い我が家の敷地、花が好きだった親父が順繰りに花が咲くように植えた庭木がたくさん植わってる。
その庭木の手入れを怠って、あまりに伸びすぎてるのを剪定した。
過去の写真を見返すと2017の年末~2018年明け頃にやってるので4年ぶりだ。

まずはモクレン。玄関前にある木で、屋根のひさしよりも高くなってしまったのをバッサリ切り落とした。


春の早いうちに咲くモクレンなので、蕾がたくさん付いていたけど、このタイミングを外すと葉っぱが生い茂ってやりにくくなるのでしかたない。蕾のついた枝を数本残したので、例年のようにはいかないが少しは咲いてくれるだろう。

次にサルスベリ。サルスベリは時々枝を切っていたのでまだマシな方。

バッサリやったところから新しい枝が出てきて、そこに花をつける。夏が楽しみだ。

次は竿の作業場裏の梅2本。梅は毎年切らないとたちまちボーボーになってしまうし、枝から出てる小枝がもはやトゲと言って良いくらいで結構大変だ。




次いでカリン。カリンは去年は1個しか実がならなかった。今年は枝をバッサリやったので、やはり実らないんじゃないかと思う。


枝を打つのは大した労力じゃない。それより切った枝を片付ける方が大変。

家の裏手の方に片付ける(捨てる)けど、ワサワサの枝を重ねると嵩張ってスペースがあっという間に埋まってしまう。そこで、適当に枝を切ってやると、空隙が減ってたくさん置くことができる。
モクレンを切っただけでこの状態だったのが

細かく切ってやると、梅とカリンの枝をおいてもこのくらいになる。
この枝は乾いたら作業場のロケットストーブで燃やす。少しずつでも確実に量は減る。ただし、次の剪定枝が被さらなければ。(笑)

庭木の剪定はやるまでは億劫で何年も先送りにしてしまうのが、始まると次々とやりたくなるのが不思議だ。ということで次はドウダンツツジ。
石垣の際に生け垣として植えてあるドウダンツツジは、夏頃刈り込むが、面倒なので上だけ刈っていたら、前側にどんどん伸びて石垣から垂れ下がるほどになってしまった。前に伸びすぎてトリマーが届かなくなってしまったので、一度前側を切らねばと数年前から思ってたのをやっと手を付けた。
作業前。右奥のモクレンの木で比較すると進捗がわかりやすい。
1日目終了。
この日は手始めに1時間ちょっとだけ。20mほどある生け垣の1/4くらいと写真後ろ側にある分を切った。

2日目終了。この日は気合を入れたので、かなり進んで3/4くらい終わった。

3日かかって終わった。当然だけど、この剪定枝の処分でも一苦労した。
逆側から。

今回の剪定ラストは1日で一気に6本切った。
まずはツツジ。知らないうちに大きくなって、刈り込みの時苦労したので思い切って小さくした。

次はハナズオウとツバキ、そしてヒメコブシ。
この3本は近接していて、かなり枝が混んでいたので上側をバッサリと切ってやった。実はハナズオウは花が好きではないので、前回思い切り切って、その後は花を咲かせてないんだけど、枝だけはぐんぐん伸びていたので、今回もバッサリとやった。本当は根本から切りたいんだけど、既に相当な太さになってるので誰かにチェーンソーで切ってもらうしか無い。
サザンカはちょっと離れてるけど、これも縦横に伸びていたのでかなり切り詰めた。

高い木を切ったので、仕事場からの長めがだいぶ変わった。
上空に横切ってるのは電気の引き込み線で、この線に触るくらいまで伸びていた。

最後はコガネモチ。隣のオオシマザクラを超える高さになっていたので、これも上側を切り落として、この前切ったモクレンと同じくらいの高さになった。ちょうど居間から見える木なので、だいぶ景色が変わった感じがする。

前回細かく切ってスペースを作った捨場が大変なことになった。作業場裏に行く通路状の部分が剪定枝で埋まってしまった。

これをまた細かく切って、積み重ねることで歩くスペースを復活させた。
都合10本分の剪定枝を捨てたことになるんだけど、都市部でこういうスペースがない家だと庭木の剪定も大変だろう。というか、こうなる前にマメに切れって話か。(笑)

庭木の剪定はこれで一段落。実はもう1本枝垂れ桜があって、一部の枝を除いてほぼ枯れているので、枯れた枝を切ろうと思ってるけど、木が大きすぎて二の足を踏んでる。
母屋の裏側の斜面に実生で伸びてきた合歓などが数本あるので、そのへんを先に切ってやろう。

2022年3月13日日曜日

裏山の藪刈り

 去年干し柿用の柿を収穫した木の横にある篠藪は昔はお茶畑だった。親父が亡くなってすぐ(ちょうど震災の頃)はまだ藪をかき分けてタラの芽を採ったりできたのが、今や踏み込むことさえ出来ないくらいに篠竹が密生している。数年前からやろうやろうと思いつつ、始める気になれずに放置していたからなおひどい状態に。
今年は庭木の剪定を片っ端からやったおかげで勢いが付き、やっと始める気になった。
篠竹はモノによっては3mくらいの高さまで伸びてしまっていた。更にツタが這い回り、篠竹同士を繋いでるから切っても簡単に倒れてくれない。

1日目終了時点
藪の中にある栗の木の幹が見えるようになった。

2日目終了時点。前日栗の木の奥を切ってもう1本の栗の木が見える所まで進んだ。

3日目は、10:30頃から始めてキリの良いところでお昼のつもりが、ついつい進んでしまって、飲まず食わずで15時までやってしまった。おかげでだいぶ進んだが。

前日頑張ったおかげで、4日目は2.5時間ほどで終了。この後栗の木の上側を切り落として作業終了。ざっくりと15~20坪くらいと思うが作業は延べ13時間くらいかかった。
写真ではあまり傾斜がわからないと思うが、iPhoneで測ったら20°くらいだった。この傾斜が膝に来るんだよなぁ。(汗)
切ったら切ったで、暑くなってきた頃に出てきた筍を刈らないとならない。つまり仕事を増やしたことになるのだ。そのことも、なかなか手を付けられなかった理由のひとつだった。

別角度から。
実はこれ2日目が終わった状態なのだけど、上から切ってるから下から見ると全く変化がない。

3日目。栗の木が見える。

作業終了。わかりにくいと思うが栗の木の上側を切ってある。

篠竹切りは切狭と竹切り鋸、それに普通の鋸を使い分ける。

これは前に刈払機で切った跡。こんな風に地面から10センチくらい残ってしまい、次に歩く時邪魔だし危ないので、1本ずつ鋸やハサミで切った。

しかも藪の中にはお茶の木も生えてる。これがあるから刈払機は使いづらいというのもある。篠竹を切りながらお茶の木が出てきたら根本から切る。ここまで切ってもたちまち伸びてくる。お茶を枯らすのは至難の業だ。

中には恒例の葛。数年でこんな太さに育ってしまう。このツルが篠竹~栗の木~枝垂れ桜の枝と伝って、夏場は桜の木が葛の葉に覆われてしまう。

切った篠竹は切りっぱなしにして、その上を歩くと竹同士が滑ってすごく危ない。6月下旬頃出てくる筍を刈払機で刈る時に邪魔にもなるので全て片付ける。大変でも一番上側にまとめた。自分の背丈ほどに積み上がってる。

篠竹と言ってるが、柿の木側は太い篠竹だが、奥に行くと細い笹竹に変わる。そして、奥に行くと日当たりの加減か密度がやや薄くなる。

お茶の木は、上の方は根本から切ったけど、下の方2列だけ残してみた。藪になる前はお茶は繋がってて田植えの後に茶摘みを手伝わされたものだ。

栗の木は実生で生えて、たちまちこんなに大きくなってしまった。上の方で一度折れてるし、この上にある枝垂れ桜の花が良く見えるよう上側を切り落とした。

この桜を愛でるために藪を切り開いた。ここ数年葛が這い上がって絡みついてるのを下から見て可愛そうに思っていた。

2013年にはこんな風に咲いていた。
この頃は、桜の幹も見えるし、手前にはまだお茶の葉っぱが篠竹に混じって見えている。
今年は無理かもしれないが、来年はこんな感じに咲いてくれると良いな。