2019年12月3日火曜日

レスポール&VOX リペア

先日母屋用アンプ入替えのきっかけになった、VOX NT15Hの修理は、アンプを入替えの1週間後には帰ってきた。音が出なくなった原因はプリ管が切れただけだった模様。メーカーに送った関係で、プリ管の交換以外に各部のクリーニングなどもしてもらったようで、なかなかの修理費を請求されたので、今後似たような症状が出た時は自分で真空管を交換してみようと思った。
今になって考えると、BOSSのKATANA-50が気に入ってしまって、そっち系のアンプとVOXを入替えようかな?なんて思いが高まっていたタイミングだったので、アンプがへそを曲げたのかもしれない。(笑)

アンプとほぼ同じ時期に、レスポールをリペアに出した。8月に久しぶりにケースから出した時、6弦のペグのガタツキと、フロントPUのトーンコントロールがおかしいことに気づいた。そのうちポッド交換かな?なんて思いつつ弾いていたが、フロントの音がどうにも気に入らない。「レスポールってこんな音だったっけなぁ?」という思いが強くなり、いよいよこれはトーンポッド交換だな、どうせならペグのガタツキも直そう。
ということで、お馴染みの笠間市のUtsu工房さんに持ち込んで状態を診てもらったら、一発で「フロントPUが断線して、シングルコイル状態になってる」と。ハムバッカーでは良くある症状らしい。どうりで、8月に弾いた瞬間音が硬いと感じたわけだ。セミアコばかり弾いていたからそう感じたのではなかった。


PUの断線は、つなぎ直すことも出来るが、新しいPUに交換しても費用は同じだというので、今後のことを考えて交換することにした。ただ、同じPU(刻印ナンバードPAFだったかな?)は今は手に入らないということで、57 Classic か Burstbucker のどちらかというので、安い方の(笑) Burstbucker をチョイス。いや、一応PUのパワーが強くない方を付けたいという希望を出した上での判断はある。交換したらギンギンに歪むようになったじゃ使いにくいので。



交換すれば、当然PUカバーはピカピカになってしまう。前後の見た目が違うのはなんだかイヤだったので、元のPUカバーに付け直してもらった。なので、見た目の変化は全くなし。

ペグは同じシャーラーのものにした。裏側の「Gibson Delux」も入ってる。
壊れて初めて知ったけど、ペグのシャフトの固定はカバーを被せるだけなので、力のかかる6弦からカバーに緩みが出てガタつくようになるようだ。ヴィンテージもののペグがグローバーに変えられているのは、この辺が理由なのかもしれないな。
ま、買ってから29年目にして初めて交換したのだから、次にガタつきが出るまであと30年近くは大丈夫だろう。(笑)


たまたま修理のタイミングが重なったために、ギター&アンプの修理代で諭吉さんが4人以上出ていってしまったけど、おかげで気分良く弾けるようになったのでまあ良かったと思う。
レスポールは、修理後京都の演奏会に持っていくことも出来たし。


修理後の状況を簡単に動画にしてみた。修理したアンプから音が出ている(当たり前)+トーンコントロールが効くようになった。
で、最近2ハムのMIXで前後のボリュームを変えることでできる音が気に入ってるので、その音もついでに、というかそっちの方が長いか。(笑)

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