折れた指先にピンを刺し骨を固定して数週間。1~2週間に1度の割合で通院し、骨の状態の確認と指先の消毒を繰り返した。
骨折という割にはひどく痛むこともなく、処方された痛み止めの怪我直後だけで、無理なことをしない限りは痛みを感じることはなかった。
とはいえ利き手だけに何かと不便だ。風呂とトイレでは、利き手が使えない不便さをいやというほど味わった。食事も、怪我してない時は意識しなかったけど、親指・人差し指・中指の3本では思ったように箸は使えないものだ。
怪我から2週間もすると痛い指を使わずにある程度の力を入れられるようになり、花の散歩でリードを持つことも平気になったし、右手3本で箸を使うのも多少は慣れ、日常生活では困ることが減ってきた。
もちろんどうしても出来ないことはある。新米が届いたというのに、米袋を片手では持てないので精米に行けない。寒くなってきて灯油を買いに行きたくてもポリ缶が重くて車から下ろせないなどなど。(結局米は小分けして片手で運べる重さにして精米に行った。)
怪我から約6週間の11/1にピンが抜けた。(写真ではわからないだろうけど)
先生曰く「2週間後の診察で、骨のずれがなければ指の固定も外せるだろう」ということだった。
そして2週間後の11/15、骨はきれいにくっついてるということで添え木は終了。1ヶ月後に再診して、骨に異常がなければ完治ということで、やっと包帯から開放された。
病院から戻ってすぐ、右手の積年の(というほど長くはないけど)アカを洗い落とした。怪我をしたのは薬指だが、包帯を濡らしてはいけないので、他の指も手のひらも甲もちゃんとは洗えてなかった。
爪も切ってスッキリとはしたが、2ヶ月近く固定したおかげで、第1関節が固まって完全には曲がらないし指先に微妙なしびれ感がある。
しかも、ずっと薬指を使わなかったおかげで、いざ使えるようになったらどう使っていたかを思い出せない。キーボードで文字を打つ時も、薬指でタイプするキーを別の指で叩こうとしてしまう。まあ、すぐに思い出したけど。(笑)
先生は折れたヶ所に極端な力を加えるような使い方をしなければ、普通にしていて大丈夫と言っていたが、さすがにいきなり全開は怖い。これ徐々に以前の状態に戻っていくだろう。
指が固定されていてはできない指弾き。最初指先が痛かった。
バッキングだけだとつまらないので、メロディを乗せた。
スマホのスピーカーから鳴らしたので音が悪い。
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