結果時間を持て余し、ついついデジマートを徘徊。見れば見るほど欲しいギターが増えてしまう。(笑)
そんな中目に留まったのが、Seventy Seven Guitars の EXRUBATO-STANDARD Ⅱというセミアコの中古。Seventy Seven Guitars は昨年末に買った Momose と同じディバイザーというメーカーの箱モノギターのブランドだ。
セミアコはGrecoのSV-600を持っているし、SVになんの不満もないので買う必要は全く無い。ただ、レスポールをいずれ手放した時に入れ替わりにES-335を買うのも悪くないかなとは思ってた。まあ妄想なので「やっぱギブソンでしょ」って思う時もあれば、いやいや今どきギブソンでなくても良いセミアコはあるじゃん」と思う時もある。
いずれにせよ、そんなすぐにどうこうする話じゃなかったんだけど、やっぱ興味のあるギターだけについついデジマートで探してしまう。そしたら見つけてしまったのだ。
見つけたは良いがお金は・・・あった。(笑)
もう3年くらい欲しいと思ってるギターがあって、そのために毎月積立てをしているんだけど、数種あるラインナップのどれもが甲乙つけがたく、ショップに行って弾き比べるしかないと思っている。来年の春頃には目標額に届く予定だが、コロナ禍で東京のショップに行ける日はいつになるやら・・・となれば、今欲しいギターを買うくらいは貯まってるんだし、とりあえず手に入れてまた貯めれば良いかと。
ケースを開けた瞬間に色がイメージ通りでホッとした。現物と写真で色が違うことは普通のことだもの。一通りチェックしてみたが、ボディバックに5センチくらいの引っかき傷みたいなのが1ヶ所とボディサイドに小キズ1ヶ所、2フレットの裏側辺りに浅いへこみを見つけたくらい。PUカバーに多少のくすみはあるけどかなり程度の良い中古だ。前のオーナーは、よほど大事に弾いていたのかあまり触らなかったのか。
年式は不明だが、ネットで調べた感じでは2010年頃に生産されていたモデルっぽい。シリアルナンバーの頭が11なのでもしかしたら2011なのかも。気が向いたら問い合わせてみようと思う。
想定外だったのはネックが結構太い。SV-600が細身のネックだから余計太く感じる。弾いてみれば特に弾きにくいということはないのだけど、見た目がなかなかに馴染まない。弾くうちにだんだんと慣れるだろうけど、現状はSV-600のネックがスッと馴染む。
フレットは、Momoseと同じステンレスフレット。(だと思う)ネックをガシっと握って、強い力で弦を押さえる弾き方には向いてないように思うので、軽いタッチで弾くよう心がけないと。ま、Momoseも同じなので慣れてしまえばその方が楽だろう。
もう一つ予想外だった点が重量。EXRUBATOはES-335と同じサイズのボディサイズなのだが、持った瞬間「あれ?軽い」と感じた。SV-600はちょっと小ぶりなボディだが、持ち比べると微妙にEXRUBATOの方が軽い。センターブロックにメイプルを使い、更に両サイドの空間を繋ぐためにブロックに穴を開けてあることが結果として軽量化に貢献してるのだろう。fホールから覗くとセンターブロックに穴が開いてるのが見える。
さて肝心の音は、これも意外だったがEXRUBATOのPUの方が出力が小さい。同じアンプのセッティングだとSV-600の方が大きな音が出る。結構な音量差だ。
搭載されてるPUはAL255というらしい。クリアで雑味のない音が好みの音だ。ボディが大きいのとセンターブロックの構造によるものだと思うけど、生鳴りが大きくアンプを通してもアコースティック感がある。この感覚がセミアコの売り文句に良く出てくる「エアー感」なのかもしれないな。
ヘッドデザインは写真で見た時はなかなか良いと思ったんだけど、ちょっと大きすぎかな。もうひと回りふた回り小さかったらなお良かったかも。
実は、届いた状態ではイマイチ弾きにくく感じた。ネックの太さやフレットのフィーリングがだいぶ違うし、弦が普段使ってるのより太い上に弦高がだいぶ高かった。弦高を下げたらだいぶ弾きやすくなったので、弦も少し早めのタイミングで普段使ってるゲージに交換しようと思う。その頃には色々と慣れて弾きやすいギターになってるだろう。
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