2020年5月19日火曜日

Momoseが帰ってきた

昨年末に中古で購入したMomoseのテレキャスターデラックス
購入後トーンポットの不調などを自分でメンテしていたのだが、その後もボリュームポットに不具合が出たりで、あれこれいじってるうちに自分で症状を悪くしてしまった。
こうなってはプロの手に任せるべきだろうと、例によって笠間市のUtsu工房さんにリペアをお願いした。


どうせリペアに出すなら、気になっていたところをいっぺんに直してもらうことにした。
・不具合の出ていたボリュームポット・トーンポット全交換
・何かのタイミングでノイズが出ることがあったので、配線に不具合があるのかも?と配線のチェック
・1~2弦の7~8フレットあたりだけが微妙にビビる感じがしたので、フレットのチェック
・3弦・4弦のペグにガタつきがあったので交換ついでに、クルーソンタイプからロトマチックタイプに換装

以上をお願いしたのが2月半ばごろ。
「少し時間もらいます」とのことだったので、あまり気にしてなかったけど、4月に入っても帰ってこないので問い合わせたら、ペグが入荷しなくて遅れてるとのことだった。どうやら、予定していたペグが廃盤になり、新しい型の入荷が遅れた模様。

そんなこんなで、ほぼ3ヶ月近くかかってようやく先週帰ってきた。(嬉)
お願いしたことだけでなく、ネックや弦高など一通りのチェックをやってくれるのがUtsuさん。当然弾きやすくなって帰ってきた。


フレットは、微妙に問題のヶ所の高さがずれていたらしく、調整してもらってビビリ解消。とは言うものの、3ヶ月前の状態をすっかり忘れてしまったので、多分改善したと思うとしか言えない。(笑)
弦高を調整してもらったおかげで、戻ってきて弾いてみたら「あれ?こんなに弾きやすかったっけ?」と思うほど変わった。元々高めのフレットが付いているから弦高も高くて良いんだろうと思ってたけど、調整してもらったら、まるで別のギターか?と思うほど弾きやすくなった。これぞプロの技だ。


ペグは元はGotohのクルーソンタイプが付いていたけど、ガタツキのあった3・4弦ペグ以外もイマイチフィーリングが良くなかったので、思い切ってロトマチックタイプに変えてもらった。取付穴の径が違うのでヘッドの加工が必要なので、ここはプロに任せるのが無難。
ペグを変えると、質量の差で音が変わるという話を聞いたことがあるけど、そこまで音質にこだわりがあるわけじゃないので、チューニングの快適さを優先した。


クルーソンとは取付け方法が変わるので元のネジ穴が残る。そこをキレイに埋木してくれてる。埋木はメイプルを使ったとのこと。もし自分でやったら、竹使ったかもしれないな。(笑)
やはりロトマチックタイプの方が動きがスムースで、チューニングがすごくやりやすい。クルーソンだと「もうちょっと」ってところから微妙に動かしたとたんに「ピキーン」となってガクっと狂うことが多いけど、ロトマチックはそこが調整しやすい。

手に入れて2ヶ月くらいでリペアに出して、帰ってくるまでにそれ以上の時間がかかったけど、納得のリペアで大満足だ。

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