2020年3月18日水曜日

自分を構成する?枚 -その7-Miles Davis

いろいろと音楽を聞いてはいたけど、JAZZは敷居が高いというか、近づきがたい感じがしていた。高校生のころ、土曜深夜に30分くらいのジャズライブの番組があってたまに見て、ちょっとカッコイイかもとは思ったけど、他に聞きたい音楽があったので、レコードを買おうなんて全く思わなかった。
実は当時のHITACHIのラジカセ(だったと思う)のTVCMでジョージ・ベンソンが出てて、ギターを弾いてるジャズの人だからとカセットを買った。


嫌いじゃなかったけど、すごく気に入ったってほどでもなかったな。
そのうちCD時代になって全然聞かなくなってしまった。

で、数年後にたまたま寄った小さなレコード屋はジャズのレコードが集められていて、せっかくだから何か買っていこう、マイルス・デイヴィスという名前は知ってるぞ。どのアルバムが良いかなんか全くわからないけど、ジャケットがカッコよかったんで1枚買ったのが「Kind of Blue」あの時別のアルバムを選んでいたらジャズは聞かなかったかもしれない。



なんと言っても1曲目の「So What」のカッコよさにしびれた。ひとことで言えば「クール」(クール・ジャズと言われてるのは後になって知った)それ以外に形容する言葉が見つからないくらい。テープに録音してずいぶん聞いたし、その後CDで買い直して、今はiPodで聞いている。
ボクはジャズについて解説したり、うんちくを傾けたりできるほどの知識がないので、ウィキペディアの「Kind of Blue」を読んでもらうのが早いと思う。

ジャズのカッコよさに気づいてしまったおかげで、その後はジャズのCDを買うことが多くなった。まあロック系は欲しいものはだいたい揃ってしまったし、ブルースのアルバムもずいぶんと増えていた時期なのもあるのだけど。
ここ数年はAmazonのプライム・ミュージックでストリーミングで聞けることもあり、飛躍的にジャズを聞く機会が増えたけど、このアルバムより良いと思えるのはめったに出会えない。(ストリーミングって思い入れが少ないからなのかもしれない)

他にはこれとか
Cookin'


これとか
Bag's Groove


好きで良く聞くマイルスのアルバム。ジャズミュージシャンのアルバムは一人でもものすごい数が出てるので、まだ出会ってない名盤もあると思う。が、果たして「Kind of Blue」を超えるアルバムが出てくるのだろうか。

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