2020年2月17日月曜日

自分を構成する?枚 -その6-Junior Wells

多分30歳を過ぎた頃だったと思うけど、ブルースのギタリストのCDを買おうと思った。Amazonの無かった時代だから、ブルースのCDが欲しくても、普通のCD屋には数えるほどしか置いてなかった。そんな中見つけたのがバディ・ガイの'75の来日公演のライブ盤。
実際にはバディ・ガイ&ジュニア・ウェルズのライブで、前半がバディ・ガイ、途中サックスのACリードが歌う曲を挟んで後半はジュニア・ウェルズがボーカルを取るような構成になっている。

残念ながら廃盤らしく、Amazonなどでは見つからない。

日本公演ではなけれど、↑のアルバムではこの曲からジュニア・ウェルズのステージが始まってる。

最初聞いた時は、バディ・ガイのギター渋いぜ!とか思っていたのだけど、聴き込んでいくうちに後半はジュニア・ウェルズの歌にどんどん引き込まれて、すっかりバディ・ガイのことは忘れてジュニア・ウェルズのCDを探すようになっていった。

とにかく普通のCD屋では見つけることはできず、Amazonの存在を知った時には、欲しくても手に入らなかったCDが次々と見つかって嬉しくてしかたなかった。
で、ジュニア・ウェルズといえばこれ。

これは超有名なアルバムなのでAmazonで探せる。画像をクリックすればそのページに飛べる。

このライブ、バックでオーティス・ラッシュがギターを弾いている!

発売はボクが生まれた65'だ。脂の乗ったジュニア・ウェルズの歌とハープが堪能できる。ボクは20年以上聞いてるけどいまだにまったく飽きない。

フゥードゥーマン・ブルースと同じくらい好きなアルバムがこれ。
Southside Blues Jam


こちらは、最初レコードで見つけて、プレイヤーをなくしてしまったのでCDで買い直した。スタジオ盤ではあるけど、ほぼライブ録音(だと思う)。ジュニア・ウェルズとバディ・ガイのハープとギターの掛け合いが素晴らしい。このアルバムではオーティス・スパンが参加している。

最初のライブ盤の後に手に入れたのはこれ。
ファンキーな曲も入ってて、ブルース界のJBと言われるだけのことはある。



このアルバムの発売は'75、同じ年のライブを収録した
Live at Theresa's 1975
ON TAP とほぼ同じ曲が収録されているが、ライブ盤ならではの曲もあり楽しいアルバムだ。

映画ブルース・ブラザーズは、ブルースのビッグネームが登場するすごい映画だが、2000の方にジュニア・ウェルズが出演している。調べると、この映画の撮影後すぐに亡くなったようだ。


当時たまに買っていた「ブルースアンドソウルレコーズ」にジュニア・ウェルズの訃報が載っていたのを覚えている。
相棒のバディ・ガイもずいぶんとおじいさんになったけど、まだまだ現役でやっている。元祖ブルース・ブラザーズとしてずっと活躍していてほしかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿