2020年2月9日日曜日

自分を構成する?枚 -その5-ZZTop

高校の頃読んでいたヤングギターやプレイヤーに時々「ZZTop」というバンドの名前が出ていた。(「ゼットゼットトップ」と読むんだと思ったら「ズィーズィートップ」だった。)
チラッとベストヒットUSAでELIMINATORのPVが流れたのを見た覚えはあるけど、詳しいことは全然知らなかった。そういえば、高校3年の時に手に入れたレスポールのムックにも59バーストを所持するギタリストとしてビリー・ギボンズと愛機「パーリー・ゲイツ」が出ていた。音は聞いたことないけど、そういう知識は少しずつ貯まっていたようだ。

でこれまたレンタルレコード屋でZZTopを見つけ、試しに聞いてみたのが「Afterburner」だった。

アルバムジャケットをクリックするとAmazonのページに飛ぶので気になる人はチェックしてみて。


70年代のアルバムと比べるとかなりPOPだし、シンセサイザーの音がふんだんに使われてるけど、ヘビーなリフとブルージーなソロにやられて一発で気に入ってしまった。
前回のピンクラ同様、レンタルレコードからのカセットを聞いてるうちはバンドの編成とか全く知らず、しばらくしてからトリオだと知った。
確か、Afterburnerの後にCDを買ったのは「Greatest Hits」だったように思う。


デビュー作から'90のリサイクラーまでを網羅したベスト盤で、これもかなり気に入ってヘビーローテションしていた覚えがある。そのうちにCDを買う余裕ができて、「ZZ Top's First Album」から「Mescalero」までとコンプリート・ベストの「Chrome, Smoke & BBQ」を買い揃えた。(ZZTopになる前の音源も入ってる)
個人的には「Antenna」までは好きだけどその後の3作はちょっと・・・って感じ。
一番好きなのは'72発売の2枚目「Rio Grande Mud」





ハードなブギとリフ、ブルースフィーリングあふれるソロ、そしてシンプルなトリオ編成がメッチャかっこいい。
80年代に入ると、泥臭いテキサスロックからPOPなアルバムを出すようになる。(Afterburnerもその中の1枚)ホンダの軽自動車「Z」のCMに出たりもした。残念ながらライブを見る機会はなかった(今も現役なので見る機会があるかもしれないけど)し、映像も見る機会があまりなく、CSの音楽番組にチラッと出たのくらいしか見たことがなかった。で、やっと動く彼らをちゃんと見ることが出来たのが「Live from Texas



これは割りと最近のライブ映像だったので、できれば70年代のも見てみたいなぁなんて思ってたら「Double Down Live 1980 & 2008」が出たのでこれももちろん入手。若いメンバーのライブが見れて最高だ。



去年が結成50周年だったらしい。3人とも70歳を迎えたようだが、今でも積極的にライブをこなしていて、オフィシャルサイトのツアーの回数を見るとビックリする。もし日本に来てくれたら見に行きたいけど、来ないだろうなぁ。

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