2020年1月2日木曜日

新春弾き比べ

新年あけましておめでとうございます。
本年もポツポツと更新して行こうと思いますのでよろしくお願いします。

2020の初日の出 今年は快晴だった

この頃は正月と言っても特に変わったことをするでもなく、のんびりと1年をスタートさせるようになった。ロッド製作は、大晦日も元日もなく普通に作業継続しているが、今は仕上げ段階なので1日の作業時間が30分ほど。あっという間に終わってしまう。

なので、ヒマだ。

これはテレキャスターの弾き比べ動画を作るしかないだろう。
先日のMomoseで3本目となった我が家のテレキャスター。1本1本仕様が違うので、音はもちろん弾き心地もまるで違う。弾き心地は伝えようがないけど、音の違いは動画にすれば案外わかるんじゃないかと弾き比べを撮ってみた。

比べたテレキャスターは
Fender American Vintage ‘52 Telecaster
Fujigen Neo Classic Thinline
Momose MTD2-LTD/M(Deluxe)
の3本

それぞれの特徴は

Fender American Vintage ‘52 Telecaster
アッシュボディにメイプルネック、2シングルに3ウェイサドルのど真ん中テレキャスター。これぞテレキャスという音だが、実はフロントPUは配線をオリジナルから変えて、普通のPUの音がするようにしてある。オリジナルのプリセットトーンはモコモコで使えない音なので。
ラジアスのきついメイプル指板に低く細いフレットのおかげで、音づまりしたりするけど、やはり本家存在感は一番だと思う。

Fujigen Neo Classic Thinline
マホガニーボディのシンライン。ブリッジは6ウェイに変更した。リヤシングル、フロントハムバッカーという組み合わせ。フロントのハムバッカーは、ギブソンタイプで甘い音が出せてハーフトーンが独特。リアPUはフェンダーと同じシングルながら、無音状態でノイズが少ないのは素晴らしい。シングルとハムの音量差が大きいので、フロントは目一杯下げてある。
メイプルネックにローズ指板。フジゲンのお家芸、コンパウドラジアス+CFS(サークル・フレッティング・システム)+ちょっと高めのフレットでとても弾きやすい。CFSのアールは、見た目でわかるくらいで、初めて見た時はびっくりした。ネックのシェイプが、カマボコ型って感じで指板に近い所が立ってて(表現が難しい)自分の手にはちょっと握りにくい。

Momose MTD2-LTD/M(Deluxe)
この前の記事に書いたとおり2ハムだけど、ギブソンタイプとは全く違う音がする。
ラジアスはフェンダーとフジゲンの中間くらい。フレットは一番高さがあるので、指に力を入れすぎてると、スライドでフレットに指が引っかかる感じ。(動画でもそういうミスが出てる)軽く押さえるようにしないと。
音は、トータルとしてはフジゲンよりもフェンダーぽい感じがする。ハムバッカーのパワフルさとローノイズ。トーンコントロールの幅の広さはまさにワイドレンジだ。新品時の価格は一番高いはず。

弾き比べた動画はこちら

各ピックアップごとにまとめてみたけど、リアはどれもテレキャスターらしいブライトな音がしてると思う。フロントはそれぞれの音なんだけど、Deluxeの音が一番荒々しいと思う。アンプのセッティングは全て同じなのだが、パワーが一番ないと思っていたフェンダーの音が意外に小さくない。ボリュームをもっと上げると差が出るのかな?

で、個人的には、一番新しいからというのもあるんだろうけど、Momoseが一番使い勝手が良いと思う。トーンの幅がギラっとしたフェンダートーンから、ちょっと絞ってギブソンぽいトーンまでカバーできる。2Vol.2Toneで好みの音を作りやすい。そしてローノイズ。今年はこのギターを一番触るような気がする。

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