2021年2月4日木曜日

ネルフィルターを使ってみた

 2021になったというのに、コロナ禍ですっかり出不精になり、ブログを書くこともないままに2月になってしまった。
2月になったからといって別に書きたいこともないなぁ、とコーヒーを飲みつつふとネルフィルターを使い始めたことを書けば良いじゃないかと思い立った。


ボクは1日3~4杯はコーヒーを飲むけど、ずっとペーパーフィルターでコーヒーをいれてきた。たまたまAmazonで何かのはずみで見つけた布フィルターをずっとカートに入れていて、何かのついでに購入したのが去年の12月だった。



C国製ということで、ちょっと気になって台所洗剤で軽く洗ってから使ったら、洗剤臭が付いてしまって最初の一杯はひどかった。(笑)
煮沸したら、洗剤臭は消えてそこからは普通に飲めるコーヒーになった。

いれ方はペーパーフィルターとそれほど違いはないけど、コーヒー粉を入れる前に一度湯通しすると良いということがネットの記事に出ていた。湯通ししてもしなくても味の変化は感じられなかったけど、フィルターが濡れているので、お湯の温度が下がらなくて良いかもとは思う。まあ、以前はペーパーフィルターでも、湯通ししていたので特に億劫とは思わない。

意外だったのは滴下の速さ。ペーパーよりもかなり速い。液面を一定に保とうとするとかなり早く注がないとどんどん落ちてしまう。逆に言うと、ドボドボと乱暴にお湯を注いでもそれなりに美味く入るような感じだ。
早く落ちる=フィルターの目が粗く雑味も多い?と思いきやそんなことはなくて、雑味の少ないスッキリとした味になる。もしかすると「ネルドリップは美味い」という先入観が加味されてるのかもしれないけど、ペーパーよりは美味いと思う。
滴下が速いことで、雑味が出てくる前に落ちてしまうからなのか、100g¥100くらいのやっすい豆でもそれなりに飲めてしまう。今のところは上々の使用感だ。
もしかして、元々雑味の少ない良い豆を使ったら、あっさりしすぎてコクのないコーヒーになってしまうのだろうか?滅多に良い豆を手に入れることはないので、検証の機会がないけど。(笑)

ペーパーフィルターなら、いれ終わったらそのまま捨てれば良いが、ネルの場合は繰り返し使うんだから洗わなければいけない。粉を大量に流すと排水パイプが詰まったりするらしいので、粉を流さないように洗う方法が決まるまでは面倒だったが、三角コーナーに被せる不織布を置いた上で洗う方法を見つけてからは特に面倒だとは思わない。日々たまり続けるペーパーフィルターを処分する手間と大差ないと思う。ちなみに洗う時は間違っても洗剤は使わない。(笑)
洗い終わったら、乾かすのではなくなにかの容器に水を張ってフィルターが乾かないようにする。目詰まりを防ぐ方法らしい。

今まで使っていたペーパーフィルターは¥450/100枚くらいなので、2.44倍くらいの価格だから、245杯飲めば元が取れる計算だ。1枚あたり82杯くらい。そのくらいならダメにならずに使えるかな?というか、どんな状態になったら終わりなんだろう?ま、使ってるうちにわかるか。

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