2020年1月21日火曜日

自分を構成する?枚 -その2-かぐや姫

その1では子供の頃に聞いたビートルズの話だったが、その2はこれまた姉の影響で聞いた(聞かされたか?)かぐや姫だ。
実は、かぐや姫は姉が持っていたカセットを聞いただけで、レコードやCDを買ったことはない。まあ、高校を卒業するまで自由になるお金がなかったので、欲しくても買えなかったのだが、大人になった時にはもうかぐや姫を聞きたいと思わなかった。前回のビートルズ同様、今は好きというほどではないけど、ギターを弾き始めたきっかけになったアルバムなのだ。

the KAGUYAHIME forever/かぐや姫
アルバムジャケットをクリックするとAmazonのページに飛ぶので気になる人はチェックしてみて。

正確な記憶がないのだが、自分が小学生の頃に姉が聞いていたような気がする。何しろラジカセは1台しかないのだから、姉が聞いていれば強制的に自分も聞かなければいけない。かぐや姫について詳しいことはわからないけど曲が頭の中に残った。
そして中学生になり、ブラスバンド部に入ったら先輩がギターが弾ける人で、休憩時間に練習をしてるのを覗いたらかぐや姫をやっていた。つい「この歌知ってます」と言ったら「俺が伴奏するからお前歌え」となり色々歌わされた。この先輩の影響でギターを弾きたいと思うようになった。

そして中3の冬休みの頃姉からギターを貰った。(姉はギターを買ったものの弾けずに放り出したんだと思う)で、フォークギターの教則本に載っていたのがかぐや姫の「神田川」「22歳の別れ」だったので、それでアルぺジオやスリーフィンガーを覚えた。




高校に上がるとフォーク部というのがあり、ブラスバンド部の先輩も入っていたので即入部。フォーク部は名前の通りフォークソングを弾き語りできれば良いので、歌本見ながら先輩後輩関係なくギターを弾いてただ歌うだけというとても楽な部だった。放課後3時過ぎから7時近くまで、顧問の先生が頼むからもう帰ってくれと言われるまで歌っていた。(笑)

後で調べたらかぐや姫は'75には解散しているので、ボクが高校生になった'80にはとっくに解散した後だけど、フォーク部では練習曲として良く歌った。いわばスタンダードなフォークソングという感じだった。この頃に覚えたコードの押え方などが今のボクのギターの基礎になっている。なので、かぐや姫は自分を構成する1枚になるのだ。

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