2019年6月27日木曜日

アコギを買った

一昨年頃から“ギター欲しい病”が再発して、暇さえあればデジマートを漁ってる。
今一番欲しいのはフルアコ。ただそれはすぐに買える値段じゃない。
で、いろいろ見てるうちにテイラーのアコギが目に止まった。店頭展示が長かったらしく、B級特価でかなり安くなっていた。

Academy12e という入門機で、材料などでコストカットしてあるけど、音や演奏性では手抜きしてないらしい。サイズ的には000くらいのボディ。


チョイキズということだったけど、届いた時点ではどこにも傷なんか見つからなかった。が、ナットの裏側あたりに傷を発見。多分ギターハンガーに掛ける時に付いたものじゃないかと思うけど、全然目立たないし演奏上も全く問題なし。


トップはシトカスプルース単板、普通のスプルースよりも少し導管が太いように見える。構造は見てないけど、ピエゾがブリッジ下に仕込まれているのではないかと思う。


特徴的なのがこのアームレスト。抱えた時に角が当たらず、普通のアコギとはひと味違ったフィット感が得られる。


バインディングが無い。この辺でコストカットしてるんだと思うけど、新鮮な見た目で結構好き。


ネックは3pc、ネックヒールとヘッドが継ぎ足されてる。このへんが一番コストカットを感じる所かもしれない。これがどのくらい音質に影響を与えるんだろう?上位機種と弾き比べたとしても、他の材なども違ってるから純粋にネックの違いによる音の違いは聞き分けられないだろうな。
ネックスケールは、24 7/8 というロングとミディアムの中間くらいのスケールで、指の短いボクには好都合。



オモチャみたいだけど一応チューナーが付いている。シビアな状況ならともかく(そんな状況になることはない)、家で弾く分にはこれで十分。


肝心の音はとても良かった。さんざんYou Tubeなどで音はチェックしても、ネット通販ではブツが届くまで音を聞けないのでかなり不安だった。アコギはアンプを通さないので尚更。
鳴らしてみると、とても抜けが良く、音が前に出てくる感じ。少し前に楽器屋で弾いた某国産メーカーのギターよりもずっと自分の好きな音だった。コードストロークもアルペジオもキレイに鳴りバランスの良さを感じる。他のテイラーを弾いたことないけど、さすがテイラーって思ってしまった。(笑)
エレアコなのでアンプも通してみたけど、エレキと同じセッティングではイマイチだった。追々とこのギター用のアンプセッティングを探していこう。


練習中のクラプトンの“Peaches and Diesel”のさわりを。
iPhoneとデジカメを使って一人二役。たったこれだけでも結構面倒だった。
動画より弾きながら聞こえる音の方が良く響いてすごく気持ちいい。



アコギ用に普段よりちょっと薄目のピックも手に入れた。ジム・ダンロップのTortex Flex はエレキでも愛用しているピック。


届いて2週間くらい経つけどすごく気に入って每日弾いている。いつまでも弾いていたくなるギターなんだけど、ミディアムゲージは長時間(というほど長くない)とやっぱり指が攣ってくる。次はライトゲージに張り替えよう。(苦笑)

40年近くギターを触ってきたけど、なぜかアコギはハズレばかり引いてる。
1本目は姉からもらったものだったが、恐ろしく弦高が高く弾きにくいことこの上なかった。次に手に入れたのは某ブランドの子会社的なブランドのエレアコ。こいつは1年も弾かないうちに、ネック起きとトップの盛り上がりが同時に起きて、ギターとしての機能をなさなかった。
3本目は、アーチトップのfホール、いわゆるピックギター。これはちゃんと弾けるギターだったけど、アコギはフラットトップの方が音が好みだった。4本目は、オークションでジャパン・ヴィンテージを安く手に入れた。このギターは音は良かったけどやはりネック起きが・・・
ということで今回のテイラーが5本目のアコギ。長く弾けるギターであって欲しいものだ。

2 件のコメント:

  1. ウマいですねぇ~~~音もキレイ。さぁ~私も明日からっと・・・明日の朝までに、絶対忘れるはずです。

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    1. ありがとうございます~
      実はこんな短い演奏でも、何度も何度も撮り直して、一番まともなのを選んでます。(苦笑)

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