2025年5月5日月曜日

その後の新機材

 2月に還暦ギター購入のポストして以来何も書いてなかったけど、新しい機材は着々(笑)と増えてる。

◯KORG TR-S
 相変わらず Nutyube モノに興味が尽きず前々から気になっていたTR-Sをとうとう買ってしまった。真空管アンプのパワー管のフィーリングを再現するプリアンプ?オーバードライブ?的なペダル。

キットなんだけど、ほとんど完成していて、ツマミを取付けて裏蓋閉めるだけ。多分中の基盤を見せたかったんじゃないかな。(笑)
Nutube搭載といえばVOXのSilkdriveがあるんだけど、Silkdriveはプリアンプで真空管。TR-Sはパワーアンプで真空管の動作を再現してるので、音被りは無いんだけど、繋ぐアンプによっては耳に痛かったりするので適宜どちらかを使ったり、両方使ったりできる。

SAGがちょっとクセがあって、あまり強くかけるとコンプレッサーを強くかけたようなアタックが消えてしまう?って感じるくらいになるので軽くかける程度が良いみたい。

で、TR-Sが増えて今までのボードは手狭になったので新調した。
実は最初ペダルを載せる板を3枚で作ったんだけど、ペダルのサイズと合って無くて上手く乗らないのができちゃうので1枚増やしたりと意外に苦労した。
一度捨てるつもりだった、昔使ってたビジネスバッグがボードを収めるのにピッタリだった。
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フリマサイトに以前から上がっていたストラトのラージヘッドタイプのネック。これをMomose Tele DXに換装したらより快適に弾けるかも?と手に入れた。
2万くらいなので、どんなものか心配だったけどパット見は悪くなかった。各部の仕上げも問題なし。が、フレットエッジが微妙に飛び出しててこのまま引いたら指の腹側を切りそう。
ってことで、Youtubeで見ていたネックのリペアを真似てフレットエッジを研磨した。あと、ネックをストレートにした時微妙に高いところがあったので、2フレット分だけちょっと削ってやった。
ネックへの取り付け穴が無かったので、自分でやるのはちと不安。ってことでいつものUtsu工房さんに預けてある。そのうち帰ってくるだろう。
実はネックポケットとのサイズは合っていたものの、最終フレットの上側が元のネックより2~3ミリ短く隙間が空いてしまうことがUtsu工房さんで見てもらって判明。帰ってきたらその隙間を何かで埋める対策をしないといけない。やはりメーカーが違うと細かいところが違っているんだなぁと一つ勉強になった。

Woodstick2025参加&演奏してきた

 4月は恒例の京都のイベント「Woodstick2025」に参加してきた。好転に恵まれ2日間ともイベント日和で、今回はライブがメインで竿はついで。でもそれだけじゃ寂しいので手持ちの中古CDを200枚程度持っていってかなりの量を買ってもらうことができた。

スタッフの方が撮ってくれた

持っていったCDを漁るの図

ケース3個・段ボール1個でもって行ったのが残ったのはこれだけ

イベントの様子は動画で

お楽しみの懇親会はケルガードさんのジビエシチューから

朝晩はかなり寒い京都広河原だけど懇親会は盛り上がった

いよいよライブステージが始まる。まずは若手ルアーマンのトリオ(ボーカル写ってないけど)
彼らも別々の場所で練習して合わせるのは初めてだったらしい

続いてベテランテンカラ師の弾き語り

そしてウチらのバンド

ボクらのバンドはこのイベントで演奏するために、日本各地に散らばるメンバーとヤマハの「SYNCROOM」というアプリを介してオンラインで練習を重ねてきた。遅延にイラ付きながらもなんとか1年間週イチペースで練習してきた曲のお披露目の場だ。

去年は曲数が多すぎて1.5時間くらい演奏してしまったので、曲数を減らしつつやりたい曲をやるために、夜はブルース、翌日の昼はロック&ポップスというふうに分けた。


最後は若い子たちも引っ張り込んでの大盛りあがり。
なにしろステージ上もお客さんも酔っ払いなので(笑)

この写真がすごく好き。もちろんスタッフの方が撮ってくれた写真

何曲か動画で。アクションカメラで撮ったら音声がだいぶイマイチ

エンディングの盛り上がりっぷり

一夜明けて・・・


朝ご飯

昼はイベント参加者が打った手打ちそば。美味かった!

そして昼間のライブ

夜は混ざらなかったメンバーも加わって総勢8人の大所帯

演奏はまああちこち間違ったけど無事やり切った。
曲数減らしたつもりだったけど、曲間のあれこれを入れて55分になってしまった
できれば40分くらいにまとめたかったのだけど。ま、楽しかったから良いか!

夜ライブ・昼ライブのダイジェスト動画をYoutubeの再生リストにしたので良かったら見てもらいたい。

京都と言っても滋賀県寄りの福井寄りという山の中なので、北陸道を経由する。東名道の方が距離は短いけど、首都高の渋滞を考えると通過時間が限られるし、東名道自体も交通量が多くて疲れるから北陸道ルートがベターだ。
今回は石川県内のSAで車中泊して京都へ。帰路は敦賀の友人宅で一泊してから帰宅した。3泊4日往復1500キロはかなり応えるがまた行きたくなる楽しいイベントだ。

2025年2月11日火曜日

還暦祝いギター

もうひと月ほどで60歳の誕生日が来る。めでたく(?)還暦だ。
還暦祝いに赤いちゃんちゃんこが欲しいとは思わないが赤いギターならほしい。(笑)
去年から候補に上がっていたギターがあった。テレキャスボディにハムバッカーが載ったタイプで長期在庫だったのかかなり安く出ていた。2本しかないけど、3ヶ月くらいウォッチしててもいっこうに売れる様子がないので、余裕かまして3月に入ったら買おうと思っていた。それが先月末に1本売れた。やばいもう1本売れてしまったらもう買えない。ということで1ヶ月早いけど買うしかない、と決めた直後に残りの1本も売れてしまった。多分自分と同じ考えをしていた人が何人かいたのだろう。

さて困った。

改めてデジマートをチェックするも同じようなギターはあっても手の出ない価格帯で無理。それじゃあとタイプをテレキャス以外に広げて見つけたのがこのギター

Epiphone 1966 Wilshire 
2009年製の中古。ギブソンの安いコピーモデルを作ってるイメージの強いエピフォンの中で Wilshire はオリジナルモデル。P-90が載ったモデルもあったけどミニハムを弾いてみたくこのモデルにした。

片側6連のフェンダーみたいなペグ配列。このヘッドは「バットウィング」と呼ばれていたらしい。

ギブソン系らしくヘッドには角度が付けてある。ミディアムスケールだからかな?

ペグはだいぶくすんでるのと動きがちょっと硬い。まあ中古し。

2Vol.2Tone を1Vol.1Toneに改造されていて、エンド側2つはダミー。これが自分的にすごく気に入ってるところ。

肝心のミニハム。調べたところ当時ギブソンがレスポールデラックスを出したタイミングに合わせてP-90から変わったらしい。
ちょっと弾いた感じでは、普通のハムよりは少し低音が抑えられてスッキリとした出音だった。

フレットはくすんではいるものの摩耗はほとんどなく、あまり弾かれてなかったのかもしれない。

3pcマホガニーのボディ。つや消しの塗装でサラサラした手触り。ただし塗膜はかなり厚い。ネックは良く振動してるけどボディは微動だにしない(笑)

テレキャスと並べてみるとボディの薄さがよくわかる。
重量は3.3キロとのこと。塗膜が薄ければもう少し軽いんだろう。
全体に丸くて座って弾くとスルっと滑り落ちそうになる。

ヘッド裏を見ると安ギターにありがちな継ぎ足しヘッドなのがわかる。
このギターはインドネシアで作られてたらしい。ヤマハの安いのもインドネシア産だから、あの国はギター生産に向いてるのかな?

上からみると継ぎ足した斜めの線が見える。
ギブソンカスタムショップで出したモデルはワンピースネックなんだろうな。手が出る値段じゃないけど

ナットも牛骨を使うようなことは間違ってもない(笑)
ただ、結構サスティーンも長くこのままで良いかな。弾いてイマイチだったら交換考えていた。

簡単に音出しした動画。そんなに期待してなかったんだけど、音も良いし弾きやすい。

中古機なので買われてしまえばもう手に入らないってことでフライングしてしまったけど良い買い物だった。 ^ ^